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植栽(自然配植技術)
 
宮川森林組合の行う植栽は、ただ単に木を植えれば良いという考えでは行っていません。

   
 
2004年9月、台風21号による豪雨で土石流による甚大な被害を被り、単層林のもろさを実感して以来、森づくりについて試行錯誤を重ねてきた宮川森林組合では、将来どんな森にしていきたいのかという造林目標を設定し、「自然配植技術」に基づいた森づくりを行っています。

   → 宮川森林組合のチャレンジ(EICネットの記事)へ   

植栽を行う際には、まず、植栽地の立地評価を行います。樹木には、生育に適した環境というものがあります。陽当たりや土壌の特質も含めた、造林地の立地条件を見定め、その後、数十年から百年先の森の姿を想定し、周辺地域に関わりのある人に何らかの価値をもたらすことを目標として造林(植栽)の目的を設定します。

 
 ●自然配植技術
 自然配植は、自然のもつ豊かで多様な力をうまく生かしながら緑を創造し、
 保全する技術です。
 森林立地(場)評価・適地適木理論・樹木の生育理論の3つの柱から構成されます。

 詳細は下記リンクから自然配植技術協会ホームページをご覧下さい

 
   → 「自然配植技術協会」ホームページへ  
 
 ●立地評価
 周辺地域の生態系の状況、事業範囲及びその周辺の斜面方位、表層地質風化状況、
 土壌、微地形、水道の所在、景観等の自然立地を明らかにし、
 目標設定や樹種選定、植栽設計を行います。 



<自然配色技術による植栽地のようす>
植樹直後の苗木は80cm程度です。 3年後の同じ場所です。5m近い木も・・・
 

設計の際には、植栽地の立地評価にもとづき、その場に応じた植栽樹種を選定し、樹冠想定図や植栽設計図を作成して、より精度の高い植栽を行います。
植栽を行った場所では、目的に沿った山に近づいているのか定期的にモニタリングを行って、検証していきます。

 
 


●樹冠想定図
   
 
 
 


●植栽設計図
    
 

  ●地域性苗木とパッチディフェンス

植栽には、地域の生態系や環境に配慮し、大台町苗木生産協議会で育てた地域性苗木を主として用いています。

また、植えた苗木が順調に生育していくように、鹿などの食害を防ぐため、「パッチディフェンス」という、外周数十メートル以内の小規模防護柵をいくつか用いています。パッチディフェンス施工前後の植栽地のようすです。

   (施工前)
     
   (施工後)