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モニタリング
 
ここでは、宮川森林組合が関わった植栽地の樹木がどのように生長していくのか、
紹介していきます。
また、間伐地の樹木の生長度合いについても紹介していきます。

植栽地・・・「唐櫃」 「小切畑」 「薗」 「野又」 「八知山」


 
場所  大台町唐櫃 (富士通中部システムズ企業の森)植栽地全体図
植栽の目的 この植栽地周辺のほとんどが人工林ですが、皆伐したあとは経済性や、鹿などの食害を理由に新たにスギやヒノキの植林が行われていません。
皆伐後は、放置されると食害により自然豊かな山には戻りません。
このような大台町の森林を、自然豊かなものに回復しようという考えをもたれた企業のご支援をいただき、地域の自然回復の拠点となり人工林の緑の中に四季を感じる豊かな森となるよう植栽を行いました。
H19  パッチ1 パッチ2 パッチ3 パッチ4 パッチ5 パッチ6
H20 パッチ1 パッチ2 パッチ3 パッチ4 パッチ5  
H21 パッチ1 パッチ2 パッチ3 パッチ4 パッチ5  

場所  大台町小切畑(宮川用水「水土里の森」)植栽地全体図
植栽の目的 大台町では、大雨などの災害復旧のために治山工事がいたるところで行われております。しかし、治山工事の現場では、いったんは緑化されるものの、鹿などの食害により緑は回復されず、殺伐とした景観になっているところがほとんどです。また、本来森林が備えている水資源貯留機能・緩衝機能も損なわれている恐れがあります。そのような現状を踏まえ、本来森林の持つ機能の回復、景観の整備を考慮し、樹種の選定、植樹箇所の検討等を行い森づくりを行っています。
H21 全体 先駆種 遷移中期種 遷移後期種

場所 大台町薗(宮川用水「水土里の森」)植栽地全体図
植栽の目的 本来伐採後の山は、質を問わなければ自然回復していくものですが、大台町では、鹿などの食害により、裸地化・草地化が進んでいます。
現在、そのような造林未済地が100ha以上あると言われており、山腹崩壊の危険性も叫ばれています。
そのような造林未済地が増加していく原因として、木材価格の低迷による山林所有者の造林意欲の低下も考えられます。
そこで、将来地域資源となりうる、木材の市場ニーズに呼応した他樹種混合造林のモデルとしての森づくりを大きな目標として、植栽を行いました。
H21 パッチ1 パッチ2 パッチ3 パッチ4 パッチ5
パッチ6 パッチ7 パッチ8 パッチ9 パッチ10
パッチ11 パッチ12 パッチ13 パッチ14 パッチ15
パッチ16        

場所  大台町野又(アサヒビール株式会社・宮川流域ルネッサンス協議会)
植栽地全体図
植栽の目的 道路沿いの植栽地になるため、景観を重視した植栽を行いました。地元の大杉谷渓谷をイメージし、そこに自生している樹種を中心に設計しています。
H21  パッチ1 パッチ2 パッチ3 パッチ4

場所  大台町八知山(治山工事:法面緑化)植栽地全体図
植栽について 治山工事で法面緑化がなされた場合、現在は主に牧草の種子を法面に吹き付けることで、緑化が行われますが、健全な保安林としての機能を有するように、植栽を組み合わせた治山法面緑化が行われました。
植栽では、早期に成長する樹種・土留め等の治山効果が期待される樹種など治山法面緑化に有益な樹種を選択し、また、それぞれの樹種の機能がより効果的に発揮できるよう植える位置を定めています。
また、治山法面に小規模防鹿柵を帯状に設置することにより、食害防止効果はもとより、治山法面の侵食防止効果も向上させています。
H21 全体 先駆種 遷移中期種 遷移後期種


間 伐 地 状 況   
場所 大 台 町 柳 原  
開始  平成22年6月  
間伐の詳細写真 森林組合が間伐作業を行う、スギ、ヒノキの人工林です。
現地に、10m四方の枡を囲い(約0.01ha)モニタリングを行っていきます。

場所 大台町柳原地内
樹種 ヒノキ(31年生)
過去の手入れ 間伐・枝打ち
立木の直径 6cm~20cm(平均12.4cm、地面より1.5mにて計測)
現状 枡の中に44本のヒノキが立っており、内5本が立ち枯れしてます。かなり混み合った状況で、下草もあまり生えてません。
今後の予定 立ち枯れた木、劣勢木を中心に30%程の間伐を行います。
写真 写真位置図(写真1~4、樹幹)


お問い合わせは
電話 0598-76-0135  FAX 0598-76-0263
林業振興課 中須